江ノ島の「稚児ヶ淵」を訪れる人のほとんどはこの地の名前の由来を知らないかも知れません。
昔ある男がここで偶然出会った人に一目惚れし その日から思いを募らせて行きました
しかし見初められた人は男の気持ちを受け入れることが出来ず ついにここで投身してしまいます
男は後を追いました
この伝説はよくある恋愛の結末と悲劇とは違います。
恋に溺れた男は鎌倉の有名なお寺の高僧だったこと
恋愛の相手は女性ではなく仏門に励む少年だったこと
「稚児ヶ淵」はこの地に立つとどんな人でも恋に落ちるほど人を魅力的に変えてしまうのかも知れませんね。
※写真に写っている人と伝説は全く無関係です